テレビ(といってもこの場合、地上波全国放送に限定してもいい)で放映されたからといって、かならずしもネットにその反響がどっと沸き起こるわけではない。…これは経験上のことで、確かめたわけではないんだけど。

ということから、テレビとネットは必ずしもリンクしていない、といえる。

でも、テレビと世論(という表現でいいのかわからないけど)はわりとリンクしている。世論のすべてではないにしろ、その一部をテレビは表現していると思う。これは、テレビが世論を操作しているということではなく。まあ、そう言いたい人はいるだろうけど、むしろ実態は、世論がテレビを操作しているということになるのではと思う。テレビは大衆的なメディアであり、とくに民放では、大衆が求めるものをかぎつける嗅覚みたいなものが必須の資質。

テレビにおける話題の中心は、一般世論における話題の中心とだいたい一致すると思う。一方、ネットにおける話題の中心と、一般世論における話題の中心は一致しないことがままある。おそらくネットには、テレビ視聴者層とダブる部分(有名人への興味など)と、そうではない部分とがあって、そうではない部分の比重が高く、結果、一般世論とは異なる「ネット世論」とでもいうべきものが形成されているといえるのかもしれない。

ネットではこのネット世論のパワーが強く感じられるけど、一般社会に生きる身としては、あまり気にしなくてもいいのではないかと思ったりする。